(写真:PHILE WEB)
クルマで長距離移動のときの必需品といえば「データ通信」。かつてはCDやDVDが幅を利かせていましたが、スマートフォンで音楽ストリーミングサービスを楽しむというのが主流となりつつあります。VODサービスもありますから、脇見できないドライバーはともかく、同乗者は渋滞中でも退屈せずにすみます。カロッツェリア「DCT-WR100D」そんなとき問題になるのがパケット代。最近の音楽ストリーミングサービスはロスレス/ハイレゾ配信が登場し、データ通信量が大幅に増えています。VODサービスはいわずもがな、立て続けに見ているとあっという間に “ギガ超え”。なにか対策を考えておいたほうがいいかもしれません。ひとつの方法としては「車載用Wi-Fiルーター」の導入が挙げられます。ドコモの自動車向けネットワークサービス「docomo in Car Connect」を利用し、インターネット接続を定額使い放題にするというもので、利用料金は1,100円/月(365日プランの場合)。2022年1月現在、車載用Wi-Fiルータとして販売されているのはパイオニアの「カロッツェリア DCT-WR100D」のみですが、一部の日産車両でも利用できます。車載用Wi-Fiルーターのいいところは、同乗者全員がインターネット接続使い放題の恩恵に預かれること。ドライバーと助手席はカーステレオで音楽ストリーミング、後席は自分のスマートフォンで動画ストリーミング、という使いかたをしてもインターネット回線は使い放題。渋滞にハマってもパケット代を気にする必要はありません。docomo in Car Connectでは24時間限定550円という1日プランも用意されているので、家族で遠出するときだけ使うという手もアリですよ。
海上忍