Macをマルチディスプレイで使いだしてから14、5年。
デスクトップ、ノート問わずモニターを横に並べて使ってきましたが、ずっとしっくりきませんでした。
そのためかメインモニターの使用頻度が高くなり、サブモニターはあまり使わなくなっていました。
しかし、先日机の上を整理していて、たまたまモニターの前にMacBook Proを置いた時にピンときました。
「縦並びにモニターを置いたらどうだろう?」
早速試してみたら、長年のしっくりこない感が解決! その理由もわかりました。
モニターとMacBook Proを接続、設置します。ハブを経由してHDMIケーブルで接続しました。
僕の環境は以下の通り。
PushPHILIPS モニターディスプレイ 241E1D/11 (23.8インチ/IPS Technology/FHD/5年保証/HDMI/D-Sub/DVI-D/フレームレス)12,980円
PushHyperDrive USB Type C ハブ 6in2 MacBook Pro/air/2019 16インチMacBook Proなど対応10,899円
MacBook Proのモニターと外部モニターが重ならないように、モニターを嵩上げして高さを調整します。
家にあったアルミ缶(お菓子が入っていた缶)が、嵩上げにちょうどよい高さでした。
メニューのりんごマーク>システム環境設定>ディスプレイで、画面を縦に並べます。
・モニターとキーボードと身体が常に一直線上にある
これが一番のメリットで、僕が長年しっくりこなかった理由です。
モニターを横並びにすると、メインモニターとキーボードと身体が常に一直線上(メインモニターが自分の正面にある)にあるのですが、サブモニターは、キーボードと身体の直線上から外れてしまいます(サブモニターが自分の正面にない)。
サブモニター側に視線、顔を向ける必要がありました。
でも、縦並びだとモニター2台、キーボード、身体が一直線上になり、常にモニターに向かってタイピングや作業ができます。
僕は外部モニターをメインモニター(主に作業用)、MacBook Proをサブモニター(主に閲覧用)と切り分けていますが、縦並びにしてからはMacBook Proのモニターで作業することも増えました。
・目の移動距離が短いので疲労感が少ない
横並びにすると、2枚のモニターの端から端まで結構な距離があるので目が疲れていました。
しかし縦並びしたら、目の移動距離が短くなり、目の疲れが減ったと感じています。
・机の横幅が狭くても大丈夫
横並びにすると、横にモニター2台分が置けるスペースが必要。でも縦並びなら横幅が狭くても大丈夫。
・奥行きが必要
横に場所を取らない反面、縦に場所を取ります。ある程度奥行きのある机が必要です。
・モニターの高さを調整する必要がある
MacBook Proのモニターと重ならないように、外部モニターを嵩上げして高さを調整する必要があります。モニターアームだと高さの微調整ができるのでオススメです。
モニターとキーボードと身体が常に一直線上にあることが、これほどしっくりくるとは思いませんでした。
例えばノートに文字を書く時、ノートと身体が一直線上にない、ノートが真正面にないと書きにくいですよね。それと同じで、モニターとキーボードと身体が常に一直線上(自分の正面)にあることで、自然な姿勢で作業ができます。
また、横並びの時と比べて目の疲れが減りました。僕は長時間モニターに向かうことが多いので、目が疲れが減って作業の効率が上がっていると感じます。
モニターを横並びに使っているがどうもしっくりこない、目が疲れると感じるなら、縦並びを試してみてはいかがでしょうか? オススメしますよ。
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