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ゲーム環境をより快適に、高性能ゲーミング無線LANルーター「Archer C5400X」をテスト

ゲーム環境をより快適に、高性能ゲーミング無線LANルーター「Archer C5400X」をテスト

Archer C5400Xは、IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応するTP-Link初のゲーミング無線LANルーター。5GHz帯×2系統 + 2.4GHz帯×1系統のトライバンドを備えており、最大通信速度は、5GHz帯が最大2,167Mbps、2.4GHz帯が最大1,000Mbps。

アンテナから発射する電波を接続端末に指向する「ビームフォーミング」、複数端末との同時通信を可能にする「MU-MIMO」、帯域幅の利用効率を高める「エアタイムフェアネス」、無線LANの接続範囲を拡大する「レンジブースト」など、複数の端末をルーターに接続することの多い昨今の無線LAN事情に適した機能を備えており、利用可能デバイス数は80台とされている。

ゲーム環境をより快適に、高性能ゲーミング無線LANルーター「Archer C5400X」をテスト

ルーター本体には着脱可能なアンテナを8本装備。アンテナの接続端子には、従来のねじ止め式ではなく直挿し式の端子を採用。挿し込むだけで取り付けることが可能な他、安定性も従来型より改善したとされている。

8本のアンテナを備えるトライバンド無線LANルーター「Archer C5400X」。 トライバンドと複数端末の接続に適した機能により、利用可能デバイスは80台に達している。着脱可能なアンテナは接続端子に直挿し式を採用した。TP-Linkによれば、この端子の採用によって取り付けやすさと安定性が向上したとしている。

Archer C5400Xは本体背面側に、Gigabit LAN対応の有線LANを8ポート備えている。有線LANの2番ポートと3番ポートでは、2系統のGigabit LANを束ねて高速化する「リンクアグリケーション」が利用できる。

この他、本体背面にはWANポートと電源スイッチ。本体正面にWPSやWi-FiとLEDのオンオフボタン。右側面にUSB 3.0ポート×2を備えている。

本体背面。有線LAN×8、WAN、電源スイッチ、電源入力を備える。 有線LANポートの2番ポートと3番ポートはリンクアグリケーションに対応している。本体正面。WPSボタンの他、Wi-FiとLEDのオンオフボタンを備えている。 本体右側面。USB 3.0ポートを2基備えている。

この他、VPN接続を最大5倍高速化する「VPNアクセラレーション」や、通信の優先度を調整するQoS機能などを備えている。

Archer C5400Xには、1.8GHzで動作するクアッドコアCPU、3基のコプロセッサ、1GB RAMという非常に強力なハードウェアが搭載されている。これにより、多数のデバイスを同時に利用した場合でも安定した通信を実現する。

Archer C5400XのQoS機能は、通信の優先度をアプリケーションまたはデバイス単位で調整できる。CPUには1.8GHzで動作する64bitクアッドコアCPUを搭載。この強力なCPUの処理性能により、多数のデバイスを搭載しても安定した通信を実現する。