たまに起こるWi-Fiの接続トラブル。主な原因は4つある
ネットの不通や速度低下といったトラブルの理由はさまざまだ。大まかに切り分けると主に4つの発生源が考えられる。通信回線やウェブサーバーの不具合をつい疑いたくなるが、得てして自分のパソコンやWi-Fiルーターに問題が生じているパターンが多い。まずは自分の通信環境からチェックしていくのが定石だ。【図で解説】ネットの接続トラブルの4大原因はココ!
意外に見落としがちなのがウィンドウズの「機内モード」。キーボードのショートカットキーをうっかり押すと、通信機能がすべてオフになってしまうので要注意だ。Wi-Fiルーターに接続できているのにネットにつながらないときは、SSIDのステータスをチェック。「インターネットなし」はルーターから先が正常につながっていない状態なので、ウィンドウズのトラブル解決機能を試すとよい。ネットワークアダプターのリセットによって改善する可能性がある。
何らかの原因でWi-Fiルーターが不調に陥っているなら、取るべき手段はルーターの再起動だ。多くの製品は、起動時に周波数帯のすいているチャンネルを自動選択する機能を備える。うまくすいているチャンネルがあれば、通信速度の向上も見込めるので一石二鳥だ。(ライター 五十嵐俊輔)[日経PC21 2022年1月号掲載記事を再構成]