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Windows 10、6月からAdobe Flash Playerの削除対象を拡大

Windows 10、6月からAdobe Flash Playerの削除対象を拡大

Adobe Flash Playerは既にサポートが終了している。Adobe Flash Playerはインタラクティブで豊かな表現を実現するために人気を博したが、徐々に脆弱性やWebブラウザクラッシュの原因として問題視されるようになっていった。AdobeはFlashが役目を終えたとしてサポートの終了へ向けた取り組みを進め、サポートは終了した。セキュリティの観点からも好ましくないことから、Flashはアンインストールすることが推奨されている。

Windows 10、6月からAdobe Flash Playerの削除対象を拡大

しかし、多くのWindows 10 PCに依然としてFlashがインストールされたままになっている。MicrosoftはAdobe Flash Playerを削除するアップデートとして「KB4577586」を提供しているが、このアップデートはオプション扱いであり、多くのユーザーが適用していない。

そこで、Microsoftはこのほど、次の一手として、このアップデートをより多くのユーザーに適用すると「Update on Adobe Flash Player End of Support - Microsoft Edge Blog」において発表した。

Microsoftは次の2つのタイムスケジュールで「KB4577586」を適用するユーザーを増やす計画でいる。

また、「Windows 10, version 21H1」以降にアップデートの適用によっても、Adobe Flash Playerはアンインストールされることになる。なお、「KB4577586」は「Microsoft Update カタログ」経由でいつでも適用できるとされている。